くたばり損ない(読み)クタバリゾコナイ

デジタル大辞泉 「くたばり損ない」の意味・読み・例文・類語

くたばり‐ぞこない〔‐ぞこなひ〕【くたばり損ない】

《「くたばりそこない」とも》死に損なうこと。また、その人。人をののしるときに用いる。死にぞこない。

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関連語 名詞 実例 死損

精選版 日本国語大辞典 「くたばり損ない」の意味・読み・例文・類語

くたばり‐そこない‥そこなひ【くたばり損】

  1. 〘 名詞 〙 死に損(そこな)うこと。また、その人。人をののしっていうのに用いる。しにそこない。くたばりはずれ。
    1. [初出の実例]「何だと、死損(クタバリソコナ)ひ奴。よしよし、禿顱を叩き割って見せるから」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵電影)

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