禿顱(読み)とくろ

精選版 日本国語大辞典 「禿顱」の意味・読み・例文・類語

とく‐ろ【禿顱】

  1. 〘 名詞 〙
  2. はげあたま。禿頭(とくとう)
    1. [初出の実例]「信長乃掖光秀、手撃其頭曰、好禿顱、可以代一レ鼓」(出典日本外史(1827)一四)
  3. 僧侶をののしっていう語。くそぼうず。
    1. [初出の実例]「此の禿驢(トクロ)(〈注〉ケヅリマハシ)の念経何の利益かある」(出典:通俗酔菩提全伝(1759)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「禿顱」の読み・字形・画数・意味

【禿顱】とくろ

禿頭。

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