ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クテナンテ」の意味・わかりやすい解説 クテナンテCtenanthe; ctenanthe クズウコン科の多年草で,ブラジルを中心に9種が分布。園芸的には鉢植えの観葉植物として利用される。葉は長楕円形で全縁,羽状の平行脈をもつ。緑色に灰白色やクリーム色,暗紅色などの装飾的な斑 (ふ) が入る種類が多い。近縁のカラテアは子房が3室,クテナンテは1室という違いがあるが,一見すると草姿がよく似ていて判別しにくい。生育適温は 18~25℃。葉焼けを起しやすいので半日陰で管理する。冬期は8℃以上を保って越冬させる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by