法則の辞典 「クラウト‐ケネディの式」の解説 クラウト‐ケネディの式【Kraut-Kennedy's equation】 金属融点の圧力依存性についての経験式.サイモンの式*で予測される融点は高きに過ぎるということで,融点を経験的に求めた式 ⊿V=V0-V(P),つまり加圧による物質の体積変化である.アルカリ金属では ⊿V/V0 が0.4ぐらいまでこの式はよく成立するが,ケイ酸塩や鉄,ニッケルなどについてはまだよくわからない. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報