クラノン(その他表記)Krannōn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クラノン」の意味・わかりやすい解説

クラノン
Krannōn

古代ギリシア,テッサリアの一都市。現ラリサ。東西平野を分つ低い丘陵地帯に位置し,狭小さのゆえに発展しなかった。フェライ人デイニアスが前4世紀に,フェライの僭主たちの援助を受けてこの地の僭主となった。前 322年にはアンチパトロスがこの近郊で,ギリシア連合軍を破っている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android