ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クラノン」の意味・わかりやすい解説 クラノンKrannōn 古代ギリシア,テッサリアの一都市。現ラリサ。東西の平野を分つ低い丘陵地帯に位置し,狭小さのゆえに発展しなかった。フェライ人デイニアスが前4世紀に,フェライの僭主たちの援助を受けてこの地の僭主となった。前 322年にはアンチパトロスがこの近郊で,ギリシア連合軍を破っている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by