クリストフエッシェンバハ(その他表記)Christoph Eschebach

20世紀西洋人名事典 の解説

クリストフ エッシェンバハ
Christoph Eschebach


1940.2.20 -
ドイツのピアノ奏者,指揮者。
ブレスラウ生まれ。
出生時に母を、4歳の時に父を亡くし、亡命キャンプに収容されていたが、’46年にエッシェンバハ家に引き取られ、ピアニストだった義母に手ほどきを受ける。10歳の時に指揮者のヨッフム才能を認められ、ハンブルクでエリーザ・ハンゼン女史に師事し、13歳でスタインウェイ・コンクール入賞。ケルン音楽院卒業後、正式デビューし、’65年のクララ・ハスキル・コンクールに優勝し、注目を集めた。’73年には指揮者としてもデビューし、’80年からはチューリヒ・トーハレ管弦楽団の常任指揮者を務めている。’69年以来たびたび来日している。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android