日本大百科全書(ニッポニカ) 「クリナン運河」の意味・わかりやすい解説 クリナン運河くりなんうんがCrinan Canal イギリス、スコットランド中西部の運河。キンタイア半島基部のロックギルフィードとクリナン間を開削して、ファイン湾とジュラ海峡を結び、大西洋とクライド湾を短絡する。全長約19キロメートル、深さ約3メートル、閘門(こうもん)が15か所ある。150トンまでの小型船が通航可能。1801年、国営運河として開通し、1963年からイギリス水路協会British waterwaysが管理し、輸送用水路に指定されている。[青木栄一・青木 亮] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例