クレスキュームレイト

最新 地学事典 「クレスキュームレイト」の解説

クレスキュームレイト

crescumulate ,harristic cumulate

キュームレイトの一種。かんらん石の集積鉱物とクロム鉄鉱は累帯構造を示さず,岩石の層状構造に対し,垂直に櫛の歯状に数cm程度に長くのびた晶癖を示し,それらの間を,間隙充塡鉱物(斜長石)が満たしている。間隙充塡鉱物にも顕著な累帯構造はみられず,その化学組成は同種の集積鉱物の化学組成と一致する。粥(かゆ)な状の結晶集積層の間隙液とマグマだまりの本体との間では拡散が十分に行われ,そのような状態のもとで,過冷却状態の間隙液から間隙充塡鉱物が晶出・成長し,微小な沈積結晶を核として集積鉱物も成長を続けたものと考えられている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 諏訪

岩石学辞典 「クレスキュームレイト」の解説

クレスキュームレイト

長く伸びた大きな結晶が層と多少直角方向に配列している層状の岩石である.このような岩石の形成には,おそらくほとんど定常的で過飽和のマグマが必要であろう[Wager & Brwon : 1967].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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