クロルメザノン(その他表記)chlormezanon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロルメザノン」の意味・わかりやすい解説

クロルメザノン
chlormezanon

マイナートランキライザ (→向精神薬 ) のなかで筋弛緩作用が比較的強いものの一つである。作用はメプロバメートに似ているが,化学構造はかなり異なる。静穏筋弛緩剤とも呼ばれることがあり,臨床的には腰背痛に用いられることが多い。副作用は少いが,顔面紅潮,口渇倦怠感,ねむけなどがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android