クンウーパイク(読み)白 建宇(その他表記)Kun-woo Paik

現代外国人名録2016 「クンウーパイク」の解説

クンウー パイク
白 建宇
Kun-woo Paik

職業・肩書
ピアニスト

国籍
韓国

生年月日
1946年3月10日

出生地
ソウル

学歴
ジュリアード音楽学校ピアノ科〔1968年〕卒,ジュリアード音楽学校大学院〔1971年〕修了

受賞
ブゾーニ国際ピアノコンクール優勝〔1969年〕

経歴
父がバイオリン、母がオルガンを弾く音楽一家に育つ。韓国で学んだのち15歳で単身ニューヨークに渡り、ジュリアード音楽学校でフランス・ロシア音楽などを中心に学ぶ。1969年ブゾーニ国際ピアノコンクールで優勝。’71年ニューヨーク・アリストリホールで初独奏会を開催。’72年カーネギーホールでニューヨークオーケストラと共演する。’82年にパリに移って以来、フランスと韓国を拠点に演奏活動を行う。レパートリーバロックから現代音楽まで幅広い。洗練された技巧を誇り、精緻な構成力で作品の本質に肉薄する演奏は高い評価を受け、数々の賞を受賞。2005年から3年かがりでベートーヴェンのソナタ全32曲を録音(デッカ)。2007年には韓国、中国で、1週間計8回で全曲を演奏する超人的公演も行った。2001年初来日、2009年8年ぶりに来日、ベートーヴェンのソナタ8曲を演奏する。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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