グジラート(その他表記)Gujrāt

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グジラート」の意味・わかりやすい解説

グジラート
Gujrāt

パキスタン北東部,パンジャブ州,ラワルピンディー県の都市。チェナブ川北岸に位置し,国鉄ラホール-ラワルピンディー線の中間地点にあり,主要駅ともなっている。古くからこの地方の物資集積地として栄えていたが,1303年モンゴル帝国の侵略により破壊されたあとしばらく荒廃。現在の町は,1580年アクバル朝時代に建設されたもの。特に家具の生産地として有名。そのほか真鍮細工,製靴,綿製品工場などがある。行政,教育機関などがおかれ,パンジャブ大学傘下の国立専門学校も設置されている。人口 15万 5058 (1981) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む