グラッパ(読み)グラッパ(英語表記)grappa(イタリア)

デジタル大辞泉 「グラッパ」の意味・読み・例文・類語

グラッパ(〈イタリア〉grappa)

ワイン用のブドウ汁を搾った残りかすからつくったブランデー食後酒に用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

飲み物がわかる辞典 「グラッパ」の解説

グラッパ【grappa(イタリア)】


イタリア産のかすとりブランデー。食後酒のほかコーヒーに数滴入れたり、リキュール材料としても用いる。樽熟成を行わない無色透明のものがほとんどだが、オーク樽で熟成させる褐色のものもある。

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のグラッパの言及

【ブランデー】より

…このほか,ブドウ酒用の果汁をとったあとの搾りかすを蒸留してつくるかすブランデー,ブドウ酒のおりでつくるリーズブランデー,干しブドウからつくった酒を蒸留するレーズンブランデーなどがある。これらの中ではかすブランデーが重要で,フランスではマールと呼ばれ,オーク樽で熟成するが,イタリアのグラッパと呼ぶかすブランデーは樽熟成を行わず,無色のままである。
[フルーツブランデー]
 アップルブランデーはリンゴ酒(シードル)を蒸留するもので,フランスのノルマンディー地方に産するカルバドスが有名である。…

※「グラッパ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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