グリクァランド・ウェスト(読み)ぐりくぁらんどうぇすと(その他表記)Griqualand West

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

グリクァランド・ウェスト
ぐりくぁらんどうぇすと
Griqualand West

南アフリカ共和国、北ケープ州北部の地域。グリクァ人の居住地で、オレンジ川北岸地域の西半を占める。1867年ブーア人の一農民がダイヤモンド原石を発見した地で、当時はオレンジ自由国一部であったが、グリクァ人の首長ウォーターボーアは、イギリス商人にそそのかされて所有権を主張しイギリスに保護を求めた。イギリスはただちに介入し、1871年同地をイギリス領化し、80年ケープ植民地に編入した。ただしその代償としてオレンジ自由国に9万ポンドを支払った。

[林 晃史]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む