化学辞典 第2版 「グリフィスの式」の解説
グリフィスの式
グリフィスノシキ
Griffith criterion
ここで,Eはヤング率,γs は表面エネルギー,aはクラック半径である.この式は,“クラックは,その先端で原子結合が破壊されるときに進展し,このとき,新しいクラック面を形成するための表面エネルギーが必要となる”という考え方により導出された.グリフィスの式により,クラックが成長するのに必要となる応力,およびクラックが進展するためのクラック臨界長さを予測することができる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報