原生動物のアピコンプレックス門胞子虫綱グレガリナ亜綱真グレガリナ目に属する単細胞動物の属名。ゴキブリ、ハサミムシ、コオロギなどの昆虫の腸管に普通に寄生している。成熟した生殖母体は一般に大きく、生活史上もっとも目だち、150~400マイクロメートルに達し、こけし形で、先、前、後の3節に分かれている。特別な運動器官はないが、滑走運動が特徴的である。2個の生殖母体による連接を経てガメント(内部で有性生殖のみられる嚢子(のうし))をつくり、その中で有性生殖の結果、8個のスポロゾイトを蔵するオーシスト(接合子嚢――接合子が膜に包まれたもの)を形成する。このオーシスト(種虫(しゅちゅう))を宿主が摂取すると、腸管内でオーシストから脱出したスポロゾイトは、上皮細胞に固着して栄養型となり、これが生殖母体に移行してのち、腸管壁を離脱する。グレガリナ・ブラッタラムG. blattarum、グレガリナ・オバアタG. ovata、グレガリナ・クネアータG. cuneataなどの種がある。
[小山 力]
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...