グレゴリウス暦

山川 世界史小辞典 改訂新版 「グレゴリウス暦」の解説

グレゴリウス暦(グレゴリウスれき)

ローマ教皇グレゴリウス13世がユリウス暦改良を加え,1582年に公布した。ユリウス暦は100年に0.8日ほど太陽の周期とずれるため,16世紀末にはそのずれが10日ほどに達していた。そこで,教皇は1582年10月4日の次の日を10月15日とし,4年に一度の閏(うるう)年を400年に3度だけ置かないことにした。現在私たちが使っている西暦である。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android