グレナダ侵攻(読み)グレナダしんこう

旺文社世界史事典 三訂版 「グレナダ侵攻」の解説

グレナダ侵攻
グレナダしんこう

カリブ海の小国グレナダに,アメリカ軍事介入して左翼政権を打倒した事件
グレナダは1974年イギリスより独立し,79年に人民革命政権が誕生してキューバ寄りの姿勢をとった。これに対しアメリカ軍が1983年10月にカリブ海諸国の軍隊とともに侵攻し,政権は崩壊した。この侵攻の際にアメリカ政府および軍による徹底的な報道管制がとられ,事実判明が遅れたことでも知られる。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む