ケフェキル(その他表記)keffekil, keffikilite

岩石学辞典 「ケフェキル」の解説

ケフェキル

黄白色の粘土一種で,クリミア半島ケファ(Keffa),現在のフェオドシア(Feodosia)に産出し石鹸の代わりに使用された[Cronstedt : 1758].キルワンは誤ってメアシャム(meerschaum)の物質として記載した[Kirwan : 1794, Waldheim : 1806].フラー土(fuller's earth),キル(kil)と同義

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む