ケンネ脂(読み)ケンネあぶら

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「ケンネ脂」の解説

ケンネあぶら【ケンネ脂】

牛の腎臓の周りについている脂肪プラムプディングミンスパイに欠かせない。そのほかパイ生地にバターの代わりに用いたりハンバーグステーキに入れたりする。また、すき焼き用の牛脂にはこれを用いることが多い。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のケンネ脂の言及

【もつ料理】より

…腎臓(キドニー)は,とくに子牛のものが柔らかく,くせがない。まわりを包んでいる脂身(ケンネ脂)と中心に入りこんでいる脂身を取り除き,丸のまま,あるいは薄切りにしてソテーや串(くし)焼き,またパイに入れたりする。胃はおもに牛のものを用いる。…

※「ケンネ脂」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android