ケーナ・ウパニシャッド(その他表記)Kena-Upaniṣad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケーナ・ウパニシャッド」の意味・わかりやすい解説

ケーナ・ウパニシャッド
Kena-Upaniṣad

古代インド初期 (前 500頃) 成立のウパニシャッド文献群の一つ。『サーマ・ベーダ所属。『タラバカーラ・ブラーフマナ』に含まれジャイミニ派に属する。4章から成り,前2章はほぼ韻文アートマン探究内容とし,後2章はすべて散文で物語形式によって諸神新発見ブラフマンに対して驚きの目をもって見た状態を叙述している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android