諸神(読み)モロガミ

デジタル大辞泉 「諸神」の意味・読み・例文・類語

もろ‐がみ【諸神】

もろもろの神。多くの神。
「―の心に今ぞかなふらし」〈千載・神祇〉

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精選版 日本国語大辞典 「諸神」の意味・読み・例文・類語

しょ‐しん【諸神】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しょじん」とも ) 多くのいろいろな神々。
    1. [初出の実例]「太子奏曰、諸仏世尊、其道微妙、諸神随之、不敢違一レ仏」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. 「真鶴(まなづる)を犠(にへ)として、君真物(きんまんもん)の諸神(ショジン)を鎮め祭る」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)続)
    3. [その他の文献]〔漢書‐司馬遷伝〕

もろ‐かみ【諸神・衆神】

  1. 〘 名詞 〙 もろもろの神。多くの神。しょしん。
    1. [初出の実例]「いにしへの神の御代よりもろかみの祈るいはひは君が世のため〈大江匡房〉」(出典:千載和歌集(1187)神祇・一二八三)

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