ゲルビーヌス(読み)げるびーぬす(その他表記)Georg Gottfried Gervinus

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゲルビーヌス」の意味・わかりやすい解説

ゲルビーヌス
げるびーぬす
Georg Gottfried Gervinus
(1805―1871)

ドイツの歴史家、政治家。皮なめし工を父として生まれ、最初商業の道に進んだ。ゲッティンゲン七教授事件の一人として同大学歴史学教授の職を解かれ、のちハイデルベルク大学名誉教授となった。歴史による国民教化を目ざして著作や『ドイツ新聞』刊行を行い、1848年の三月革命期には国民議会議員となって小ドイツ主義立場から憲法制定に関与するなど、生涯ドイツ自由主義の指導者として活動した。

[岡崎勝世]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む