最新 地学事典 「コッコステウス」の解説
コッコステウス
学◆Coccosteus
板皮綱節頸目コッコステウス科の基準属。英国の旧赤色砂岩(デボン紀中期)などから産出している。体長30~40cm。頭部と胸部は骨性の皮甲で覆われるが,その後方部は裸で,皮甲も鱗もない。内骨格は脊索が残り,椎体は発達せず,軟骨性の神経棘と血管棘がある。頭の後方に1対の胸鰭があった。上下の顎をつくる皮甲には,その突起としての歯があった。口は大きく開き,活発な肉食魚であったと推定される。
執筆者:後藤 仁敏

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

