コノハノリ(その他表記)Laingia pacifica Yamada

改訂新版 世界大百科事典 「コノハノリ」の意味・わかりやすい解説

コノハノリ
Laingia pacifica Yamada

体は膜質,葉状で,中肋と側脈をもち,美しい紫紅色の薄い高等植物の葉を思わせる紅藻綱コノハノリ科の1種。北海道沿岸,サハリン,朝鮮,カムチャツカ沿岸の漸深帯の岩上に生育する。幼時楕円形または倒卵形などであるが,生長するにつれて葉部の縁辺に裂け目ができるなどして脱落し,後に中肋と側脈のみを残すようになる。受精卵から発達した囊果はほぼ球形で短柄をもち,脈の上や脈と脈の間に形成される。似た種類にスズシロノリHolmesia japonica(Okam.)Okam.,ヌメハノリDelesseria violacea(Harv.)Kylin,ライノスケコノハノリPseudophycodrys rainosukei Tokida,ハブタエノリHemineura schmitziana De Toni et Okam.などがある。いずれも漸深帯の岩上に生育。
執筆者:


出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 千原

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む