日本大百科全書(ニッポニカ) 「コフウチョウ」の意味・わかりやすい解説 コフウチョウこふうちょう / 小風鳥lesser bird-of-paradise[学] Paradisaea minor 鳥綱スズメ目フウチョウ科の鳥。ニューギニア島北部に分布し、全長約33センチメートルで、雌はやや小形。上半身は濃緑色と黄色、下半身はブドウ色で、わきに長さ50センチメートルに達する多数の飾り羽の房をもつ。この飾り羽の基部が黄色で先端に向かって白くなっているので、近縁種と区別できる。雌は飾り羽がなく、上面は暗ブドウ色、下面は白色である。[浦本昌紀][参照項目] | フウチョウ コフウチョウ〔標本画〕 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例