下半身(読み)カハンシン

デジタル大辞泉 「下半身」の意味・読み・例文・類語

か‐はんしん【下半身】

からだの、腰から下の部分。しもはんしん。⇔上半身
性器性欲に関することを遠回しに言う語。「下半身話題は慎め」
[類語]しも

しも‐はんしん【下半身】

かはんしん(下半身)」に同じ。⇔上半身かみはんしん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「下半身」の意味・読み・例文・類語

か‐はんしん【下半身】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 体の、腰から下の部分。しもはんしん。⇔上半身
    1. [初出の実例]「妻の体を梁の下から引きずり出さうと致しました。が、やはり妻の下半身(カハンシン)一寸も動かす事は出来ません」(出典疑惑(1919)〈芥川龍之介〉)
  3. 性に関わることを婉曲にいう。「下半身の話題は苦手だ」

しも‐はんしん【下半身】

  1. 〘 名詞 〙 体の腰から下の部分。かはんしん。⇔上半身(かみはんしん)上半身(じょうはんしん)
    1. [初出の実例]「絶えず体に波を打たせてゐた蛇の下半身(シモハンシン)が」(出典:雁(1911‐13)〈森鴎外一九)

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