コルベック石(読み)コルベックせき

最新 地学事典 「コルベック石」の解説

コルベックせき
コルベック石

kolbeckite

化学組成Sc(PO4)・2H2Oの鉱物。単斜晶系,空間群P21/n,格子定数a0.888nm, b1.008, c0.542, β90.85°, 単位格子中4分子含む。短柱状結晶として産出。劈開不完全,断口貝殻状,脆弱,硬度3.5~4,比重2.35。ガラス~真珠光沢,鮮青~青灰色。二軸性負,2V(-)60°, 屈折率α1.57, β1.59, γ1.60。多色性強。ドイツ,SaxonyのSadisdorf鉱山の鉄マンガン重石-石英脈中に産出,Be, Al, Caの含水珪酸リン酸塩として1926年に記載。Freiberg鉱山大学のF.Kolbeck(1860~1943)にちなみ命名。のちにスカンジウムの含水リン酸塩と判明。ステレッタイト(sterrettite, 米国の地質学者D.B.Sterrettにちなみ命名)はコルベック石と同一種。1879年に記載のeggonite(ギリシア語の「孫」から命名)もコルベック石と同一。日本では鹿児島県入来鉱山付近の熱水脈中に黄鉄鉱などと産出。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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