現代外国人名録2016 「コルムトビーン」の解説
コルム トビーン
Colm Toibin
- 職業・肩書
- 作家
- 国籍
- アイルランド
- 生年月日
- 1955年5月30日
- 出生地
- ウェクスフォード州エニスコーシー
- 学歴
- ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン卒
- 受賞
- アンコール賞〔1993年〕「ヒース燃ゆ」,E.M.フォスター賞〔1995年〕,コスタ賞(小説部門)〔2009年〕「ブルックリン」
- 経歴
- 祖父はアイルランド独立運動の活動家。熱心なカトリック信徒として少年時代を過ごす。ユニバーシティ・カレッジ・ダブリンで歴史と英文学を学び、卒業直後にバルセロナへ渡って英語学校で教える。その後、南米へ渡り、アルゼンチンなどで暮らした。雑誌「マギル」「イン・ダブリン」編集主幹、新聞「Sunday Independent」レギュラー寄稿者を経て、1980年代後半に最初の小説「南部」を書き、’90年に出版。以後、作家として活動し、現代アイルランドを代表する作家の一人となる。他の著書に「ヒース燃ゆ」(’93年)、「ブルックリン」(2009年)、「マリアが語り遺したこと」(2012年)、ノンフィクション「十字架のしるし」「バルセロナに捧げる」など。早い時期から自分が同性愛者であることを公にしている。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報