岩石学辞典 「コロフォーム組織」の解説 コロフォーム組織 自由な空間で,円く多少球状の形となったコロイダルおよびメタコロイダルの物質に用いる.この語は物質の形状ににも用いるもので,条件は関係がない.完全に非晶質のものがある中で,コロイダル形の殻が結晶質でできているものがある[Rodgers : 1917].ペティジョンはコロフォーム組織をゲル(gel)が凝固(coagulate)した結果できた堆積岩に用いた[Pettijohn : 1975].エドワードはウーライト(oölite)が層状に集積した構造に用いた[Edward : 1954]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報