コワーキングスペース(読み)こわーきんぐすぺーす(英語表記)co-working space

デジタル大辞泉 「コワーキングスペース」の意味・読み・例文・類語

コワーキング‐スペース(coworking space)

独立して働く個人が、机・椅子・ネットワーク設備などの実務環境を共有しながら仕事を行う場所月極や時間制で借りる形式のものが多いが、利用者同士の積極的な交流共働といったコミュニティー形成を促すという点において、従来レンタルオフィスとは異なる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「コワーキングスペース」の解説

コワーキングスペース

フリーランス起業家在宅で勤務している会社員など、場所に縛られない働き方をしている人たちが利用する共同型オフィスのこと。2005年にアメリカサンフランシスコで初めて開業し、日本では2010年代から広まっていった。単なる作業場ではなく、利用者同士が交流し、そのコミュニティを活用しながら仕事を進めていけることを売りにするものが多い。また、概して賃貸オフィスなどよりも低コストで利用できるため、起業拠点とする人も増えている。

(2019-4-11)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android