コンコンバ族(読み)コンコンバぞく(その他表記)Konkomba

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンコンバ族」の意味・わかりやすい解説

コンコンバ族
コンコンバぞく
Konkomba

西アフリカのガーナの北東部からトーゴにかけて居住する民族。近隣のダゴンバ族ゴンジャ族と混住する者もいる。言語はニジェール=コンゴ語派のグル諸語に属する。居住地のオティ平原は湿地が多いため,住居は丘陵地に集っている。農作物としてソーガム,もろこし,稲,ヤムいも,落花生などを栽培家畜としては牛,やぎ,羊などを飼う。土地の神の信仰があり,それに従事する祭司が社会的な統率力をもっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む