こんみり(読み)コンミリ

デジタル大辞泉 「こんみり」の意味・読み・例文・類語

こんみり

[副]濃厚なさま。味がこってりとして深みのあるさま。
せんじ茶に寄る夫婦の縁御中おんなかこちごち―とこそなりにけれ」〈浄・善光寺御堂供養〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「こんみり」の意味・読み・例文・類語

こんみり

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 濃厚なさま。こってり。また、おちついたさま。しっとり。しんみり。
    1. [初出の実例]「むすぶ盃ほどくる心ざざんざうたふ酒よりも、せんじ茶に寄夫婦の縁御中こちごちこんみりとこそ成にけれ」(出典:浄瑠璃・善光寺御堂供養(1718)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android