コーキン(読み)こーきん(その他表記)caulking

日本大百科全書(ニッポニカ) 「コーキン」の意味・わかりやすい解説

コーキン
こーきん
caulking
calking

気密を保つために金属板などの端をつぶす作業。たとえば、リベットで結合したボイラーのような容器は、内部の圧力気体が外に漏れないように、リベットの頭に近い板の重ね目の縁をたたいて密着させる。板が薄い場合はコーキンしても効果がないので、パッキン材を板の間に詰める。パッキン材としては麻布厚紙、麻網などが用いられる。タールを詰め込んで、水が漏らないようにすることもある。

[中山秀太郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む