ごさなれ(読み)ゴサナレ

デジタル大辞泉 「ごさなれ」の意味・読み・例文・類語

ごさ‐なれ

[連語]連語ごさんなれ」の撥音の無表記》「ごさんなれ1」に同じ。
「さてはひま―」〈延慶本平家六本

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ごさなれ」の意味・読み・例文・類語

ごさ‐なれ

  1. 〘 連語 〙 ( 「ごさんなれ」の撥音「ん」の無表記 ) =ごさんなれ[ 一 ]
    1. [初出の実例]「今日明日は勢も候はぬよし承り候と申しければ、さては吉隙ごさなれ」(出典:延慶本平家(1309‐10)六本)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android