ごそめく(読み)ゴソメク

デジタル大辞泉 「ごそめく」の意味・読み・例文・類語

ごそ‐め・く

[動カ四]がさごそと音を立てる。
「破れ紙子のていなれば、―・きまはるかひぞ無き」〈仮・竹斎・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ごそめく」の意味・読み・例文・類語

ごそ‐め・く

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「めく」は接尾語 ) ごそごそと音を立てる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「人に見つけられてはころされ、一生ごそめきにげまはりて」(出典:咄本・百物語(1659)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android