デジタル大辞泉 「サイバーナイフ」の意味・読み・例文・類語 サイバーナイフ(cyberknife) 定位放射線治療装置の一。コンピューターで制御されたロボットアームを用いて、病巣部にX線を照射し治療する。ガンマナイフと異なり、病巣の形状に合わせた照射が可能で、また、患者は治療中に体を固定する必要がない。脳腫瘍や動静脈奇形のほか、肺や肝臓など体幹部の癌がんなどを切開することなく治療できる。商標。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵 「サイバーナイフ」の解説 サイバーナイフ コンピューター制御の可動式小型X線照射装置。1994年、米国のJ.アドラー教授らが開発した。ガンマ・ユニットより簡便で、全身の病気に対応できる。患者の周囲を照射装置が回り、最大104カ所の停止位置から、患者の病気部分を狙ってX線を照射する。X線CTやMR画像に対応、誤差は1mm以内といわれている。98年に脳腫瘍などが保険適用になった。 (田辺功 朝日新聞記者 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
日本大百科全書(ニッポニカ) 「サイバーナイフ」の意味・わかりやすい解説 サイバーナイフさいばーないふCyber Knife →定位放射線治療 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例