サウスポイント遺跡群(読み)サウスポイントいせきぐん(その他表記)South Point

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サウスポイント遺跡群」の意味・わかりやすい解説

サウスポイント遺跡群
サウスポイントいせきぐん
South Point

ハワイ島南端にある遺跡群。プウアリイおよびワイアフキニ,マカライの両岩陰遺跡をさす。土器など編年中心となる遺物の少いポリネシアにおいては,骨製釣針は型式編年可能な遺物として重要である。組合せ式釣針の針先はプウアリイでは刻み目式,マカライでは突起式であったが,ワイアフキニでは下層から刻み目式,中層で両者,上層で突起式が発見され,これらの新旧関係が明らかとなった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む