ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サウスポイント遺跡群」の意味・わかりやすい解説 サウスポイント遺跡群サウスポイントいせきぐんSouth Point ハワイ島南端にある遺跡群。プウアリイおよびワイアフキニ,マカライの両岩陰遺跡をさす。土器など編年の中心となる遺物の少いポリネシアにおいては,骨製釣針は型式編年可能な遺物として重要である。組合せ式釣針の針先はプウアリイでは刻み目式,マカライでは突起式であったが,ワイアフキニでは下層から刻み目式,中層で両者,上層で突起式が発見され,これらの新旧関係が明らかとなった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by