さくなだり

精選版 日本国語大辞典 「さくなだり」の意味・読み・例文・類語

さくなだり

  1. 〘 名詞 〙 語義未詳。水などが勢いよく落ち下るさまを表わす語か。
    1. [初出の実例]「皇神等の敷き坐す山々の口より、狭久那多利(さクナダリ)に下したまふ水を甘き水と受けて」(出典延喜式(927)祝詞)

さくなだりの補助注記

語源および語義については諸説ある。( イ )「さく」は「栄く」、「なだり」は「なだれ」で、激しく落下するさまを表わすとする説。( ロ )「さか」は「逆」、「なだり」は「傾く」の意とする説。( ハ )「さかだり(逆垂)」の意とする説。( ニ )「さく」は激浪、「な」は「谷」、「だり」は「垂れ」で、波が激しく谷を流れ落ちる意とする説など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 皇神 実例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む