デジタル大辞泉 「さくむ」の意味・読み・例文・類語 さく・む [動マ四]岩や木の間を押し分け、踏み分けて行く。「岩根―・みてなづみ来し」〈万・二一〇〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「さくむ」の意味・読み・例文・類語 さく・む 〘 他動詞 マ行四段活用 〙 岩や木の間を押し開き、踏み分ける。踏み分けていく。[初出の実例]「大鳥の 羽易(はがひ)の山に 吾が恋ふる 妹は座(いま)すと 人の言へば 石根(いはね)左久見(サクみ)て なづみ来し 吉(よ)けくもそなき」(出典:万葉集(8C後)二・二一〇)さくむの補助注記→「さぐくむ」の補注 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例