さちかく

精選版 日本国語大辞典 「さちかく」の意味・読み・例文・類語

さち‐か・く

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙
  2. 奔走する。あくせくする。〔名語記(1275)〕
    1. [初出の実例]「さちかきありきて、脚がくわひらに、ひろひろとなる義也」(出典:蓬左文庫蔵臨済録抄(15C前‐16C中))
  3. 骨折る。苦労する。
    1. [初出の実例]「巫馬期、是も孔子の弟子ぞ。是は常住さちかいたぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む