サッカラ階段ピラミッド(読み)サッカラかいだんピラミッド

世界の観光地名がわかる事典 「サッカラ階段ピラミッド」の解説

サッカラかいだんピラミッド【サッカラ階段ピラミッド】

エジプトの首都カイロにある階段ピラミッド。古王国第3王朝ジェセル王の宰相建築家でもあった、イムホテプが建立した。箱型のマスタバ墳を積み上げて階段状にしたマスタバ式ピラミッドで、高さ59mの頂上まで6段に積み上げられている。裏側にはセルタブと呼ばれる大きな石で密閉された小部屋があり、中がのぞけるようになっていて、のぞき穴からは複製のジェセル王の像が見える。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android