サムヌーワ(読み)さむぬーわ(その他表記)Sam Neua

日本大百科全書(ニッポニカ) 「サムヌーワ」の意味・わかりやすい解説

サム・ヌーワ
さむぬーわ
Sam Neua

ラオス北東部、ホア・ファン(サム・ヌーワ)州の州都。首都ビエンチャンの北東330キロメートルに位置する。人口4万0700(2003推計)。サム・ヌーワとはムオン人のことばで「1000人の頭」のことで、1000人でつくった村という意味である。独立戦争時にはラオス愛国戦線本拠地となった。付近鍾乳洞(しょうにゅうどう)や滝が多く、金、銀、鉛、鉄のほか安息香(あんそくこう)の産地として知られる。住民はメオ人、タイ人などの少数民族が多い。

[菊池一雅]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む