デジタル大辞泉 「サムヌア」の意味・読み・例文・類語 サム‐ヌア(Sam Neua) ラオス北東部の都市。サムヌア県の県庁所在地。首都ビエンチャンの北東約300キロメートル、標高約1200メートルの山間盆地に位置し、ナムサム川が流れる。ラオス内戦時にラオス愛国戦線の本拠が置かれた。織物の産地として有名。サムヌーワ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「サムヌア」の意味・わかりやすい解説 サムヌアSam Neua ラオス北東部の都市で,同名省の省都。人口約1万。山間の小都市であるが,道路でベトナムへつながる要地である。1950年以来ラオス愛国戦線(人民革命党の前身)が本拠地とした所で,ベトナム戦争,ラオス内戦で何度も爆撃を受け破壊された。56年第1回愛国戦線全国大会もここで開かれ,ラオス革命の発祥地,聖地といわれる。付近の山岳部には赤タイ族などの少数民族が居住する。執筆者:石沢 良昭 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サムヌア」の意味・わかりやすい解説 サムヌアSam Neua ラオス東北部の町。首都ビエンチャンの北北東約 320kmの山岳地帯にあり,ベトナムとの国境に近い。安息香 (天然樹脂の一種) ,漆の集散地。硫黄温泉がある。ラオスの内戦期間中,パテト・ラオの根拠地がおかれた。ベトナムの首都ハノイの西南西約 200kmにあたり,モクチャウ,ホアビン経由の道路で連絡する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by