サリ族(読み)サリぞく(その他表記)Salii; Salian

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サリ族」の意味・わかりやすい解説

サリ族
サリぞく
Salii; Salian

フランク民族の三大支族の一つ。海を意味するラテン語の salumに由来するサリ系フランク人のことで,ライン河口の海岸方面に住んでいた。クロービス1世はサリ族の首長となり,他のフランク貴族の支持を得てフランク王国を建設した。クロービスもとで部族法典 (→サリカ法典 ) が編纂され,カルル1世 (大帝) 時代に改修された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む