精選版 日本国語大辞典 「さればとて」の意味・読み・例文・類語 されば とて 先行の事柄を認めはするが、後続の事柄がそれに応ずるものではないことを示す。だからといって。そうではあるが。にもかかわらず。さればといって。[初出の実例]「今此戦に敵聊(いささか)勝つに乗るに似たりといへ共、されはとて当家の運、今日に窮りぬとは覚えず」(出典:太平記(14C後)一〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例