サンフアンバウティスタ(その他表記)San Juan Bautista

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サンフアンバウティスタ」の意味・わかりやすい解説

サンフアンバウティスタ
San Juan Bautista

パラグアイ,東部地方 (パラグアイ川以東) 南西部,ミシオネス県の県都。首都アスンシオンの南南東約 150km,パラグアイ川支流テビクアリ川南岸の低地にある。周辺の農牧地帯の商工業中心地で,ウシ,マテ茶 (パラグアイ茶) を中心とした農畜産物を集散,加工する。首都とエンカルナシオンを結ぶ幹線道路に近く,そこから分岐する道路が市を経てパラグアイ川の河港ピラルへ通じる。人口 6860 (1985推計) 。

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世界大百科事典(旧版)内のサンフアンバウティスタの言及

【プエルト・リコ】より

…宗教はカトリック教徒が住民の8割近くを占めるとみられるが,プロテスタント各派の活動も活発である。
[歴史]
 かつてこの島は先住民タイノ族によってボリケン,あるいはボリンケンと呼ばれていたが,1493年にコロンブスがこの島に上陸し,サン・フアン・バウティスタ島と命名した。その後1508年にポンセ・デ・レオンJuan Ponce de León(1460?‐1521)らによって植民が始められ,現在のサン・フアンに植民地が建設された。…

【ビヤエルモサ】より

…熱帯気候を利用したサトウキビ,バナナのプランテーション等を中心とする農業地帯の中核都市。1596年に建設され,サン・フアン・バウティスタSan Juan Bautistaと呼ばれたが,1826年〈美しい町〉の意をもつ現在名に変えられた。郊外のタバスコ博物館にはオルメカ文化の巨大な戦士の石頭が数多く展示されている。…

※「サンフアンバウティスタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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