デジタル大辞泉
「エンカルナシオン」の意味・読み・例文・類語
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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エンカルナシオン
Encarnación
パラグアイ,東部地方 (パラグアイ川以東) 南東部,イタプア県の県都。首都アスンシオンの南東約 300km,アルゼンチンとの国境をなすパラナ川にのぞむ河港都市で,同川をへだててポサダスと相対する。 1632年イエズス会の宣教師団によって建設された。現在同国の主要都市の一つで,周辺の農業地帯の商工業中心地として,木材,マテ茶 (パラグアイ茶) ,タバコ,綿花,トウモロコシ,米,ウシなどを集散,加工する。対岸のポサダスとの間にはフェリーが就航し,首都から通じる鉄道,幹線道路をアルゼンチンの鉄道・道路網に結んでいる。人口4万 4064 (1990推計) 。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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エンカルナシオン
えんかるなしおん
Encarnación
南アメリカ中部、パラグアイ南東端の都市。イタプア県の県都で、人口6万9769(2002)。パラナ川に面する港町でもあり、アルゼンチン行きの鉄道は、ここからフェリーで対岸のアルゼンチンのポサダスと結ばれる。農、牧畜、林業の中心で、木材、タバコ、皮革、綿花、マテチャなどが輸出される。首都アスンシオンに次いで活気があり、町並みは開拓地の様相を呈している。
[市川正巳]
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百科事典マイペディア
「エンカルナシオン」の意味・わかりやすい解説
エンカルナシオン
パラグアイ南端の国境の都市。パラナ川の右岸にあり,アルゼンチンのポサダス市と対する。かつてはイタプアと呼ばれた。水陸交通の要地で,綿花,タバコ,マテ茶,木材などの集散地として知られ,商工業の中心地でもある。近くにアルト・パラナ,チャベス,フラムなどの日本人移住地がある。人口7万7278人(2005)。
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世界大百科事典(旧版)内のエンカルナシオンの言及
【レドゥクシオン】より
…1537年のグアテマラ司教マロンの提唱以後,各地で実践され,とくにパラグアイで活発な展開がみられた。1767年,スペイン領アメリカからイエズス会士が追放されて以降,この種の村落の大半は崩壊したが,パラグアイのビヤリカVillarricaと[エンカルナシオン]はレドゥクシオンから都市に発展した例として知られる。【山本 徹】。…
※「エンカルナシオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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