現代外国人名録2016 「サードハリリ」の解説
サード ハリリ
Saad Hariri
- 職業・肩書
- 政治家,実業家 未来運動党首 元レバノン首相
- 国籍
- レバノン
- 生年月日
- 1970年4月18日
- 出生地
- サウジアラビア・リヤド
- 本名
- Hariri,Saad ed-Din
- 学歴
- ジョージタウン大学(米国)〔1992年〕卒
- 経歴
- 2005年に暗殺されたレバノン元首相ラフィク・ハリリの二男。米国ジョージタウン大学で経済学を勉強したのち、生まれ育ったサウジアラビアに戻り、父が設立した中東有数の建設会社の経営に参加、2005年父の死後に従業員約3万人のハリリ財閥のトップに就任。同年2月父が率いた親欧米で反シリア勢力の中核政党・未来運動の党首を引き継ぎ、政治連合を率いて総選挙で勝利したが、政治家としての経験不足を理由に父の盟友フアド・シニオラに首相の座を譲った。2009年6月の総選挙でも同勢力を勝利に導いた。9月スレイマン大統領から首相指名を受け、12月親シリア派も含む挙国一致内閣を発足させた。ラフィク暗殺事件をめぐりヒズボラと対立し、2011年1月ヒズボラ系閣僚辞任で政権崩壊し暫定首相となり、6月まで務めた。資産額14億ドル(約1250億円)の大富豪。イスラム教スンニ派。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報