さ檜の隈(読み)サヒノクマ

デジタル大辞泉 「さ檜の隈」の意味・読み・例文・類語

さ‐ひのくま【さ檜の隈】

《「」は接頭語》奈良県高市郡明日香村檜前ひのくま古称
いめにだに見ざりしものをおほほしく宮出もするか―を」〈・一七五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「さ檜の隈」の意味・読み・例文・類語

さ‐ひのくま【さ檜隈】

  1. ( 「さ」は接頭語 ) 奈良県高市郡明日香村檜前(ひのくま)のこと。
    1. [初出の実例]「佐檜乃熊(サひノくま)檜の隈川の瀬を早み君が手取らば言寄せむかも」(出典万葉集(8C後)七・一一〇九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む