デジタル大辞泉 「ざあます」の意味・読み・例文・類語 ざあます[助動] [助動][ざあませ・ざあましよ|ざあまし|ざあます|ざあます|○|○]《丁寧の助動詞「ざます」の音変化》「ざます」に同じ。「いい事ざあますわ」[補説]東京山の手の上流階級の婦人が用い始めたといわれ、この語を多用することばづかいを「ざあますことば」ともよぶ。 ざあま・す[動] [動サ特活]動詞「ざます」の音変化。「今日は寒う―・す」[補説]活用は助動詞「ざあます」に同じ。東京山の手の上流階級の婦人が用い始めたという。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ざあます」の意味・読み・例文・類語 ざあます 〘 助動詞 〙 ( 江戸後期の吉原の遊女ことば「ざます」の変化した語 ) =ざます→ざあますことば。「大変よい方ざあます」「まことに、そうざあます」 ざあま・す 〘 自動詞 サ行特活 〙 =ざます 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例